創業20周年を迎えて

創業の契機は介護保険制度の創設と阪神大震災でした。親が残したこの地には兄弟妹が共に育った大きな平屋があり、遺産となった後もそれを潰して土地を刻んで分け合うのも気が引けたし、分割を避けるのも親の希望でした。

とは言っても、分けずに使うには如何したものかと悩んでいたところに大震災。跡地を駐車場か、マンションかと話し合ううち、高齢社会に対応したいと兄弟の合意を得てホームヘルパーの養成施設「シニアケア」を創設することになりました。

 

それから20年、おかげさまでこの7月に20周年を迎えることとなりました。
介護員養成という馴染のある教育事業からスタートし、数年後には介護で最も知識と技術が求められる認知症高齢者対象のグループホームの運営。そして毎日の送迎を伴うデーサービス事業、介護人材の紹介業など、多くの方々の協力や時勢の求めによって守備範囲を広げ、徐々に学びつつ何とか継続してきました。

 

その間、本邦では少子高齢化が確実に進み、高齢者の増加とは逆に社会を支える就労人口層の減少に伴う社会構造、経済構造の変化と同時に国際化と情報化の波が一気に押し寄せてきました。
どの企業も同様でしょうが、同じことの繰り返しの運営では成り立たない状況を迎えています。

当社では20周年の節目に当たり、社会の流れを汲み取って日本語学校を創設し、海外の優秀な若者を呼び寄せ介護の分野のみならず、多くの分野で貢献できる人材の育成に貢献したいと考えています。

 

代表取締役 会長 横尾能範